【重要】Apple製品をお使いの方は要注意！！

※当ブログの記事は一部PRを含みます

すでに色々なお小遣いサイト（ポイントサイト）でサイト内に掲載されているので、すでにご存知の方も多いかと思いますが当サイトでも念のため注意喚起をしておきます。

Apple製品（iPhone、mac等）でお小遣いサイトを利用していない方には今回の件はまったく関係がありませんので安心してください。

Apple製品を利用してお小遣いサイトを利用されている方へ

 

Apple製品の「iOS11」以降及び「macOS High Sierra」以降のSafariを利用されている方は、各お小遣いサイトのポイントが正常に付与されない可能性があります。

Apple社のiPhone、iPad向けのOS「iOS11」及びmac用のOS「macOS High Sierra」に搭載されているWebブラウザ「Safari」の「Intelligent Tracking Prevention機能（以下、ITP機能）」が問題となっています。

ITP機能とは？

 

ITP機能とは、Safariでサイトを訪れたユーザーのCookie（クッキー）を利用したユーザーの行動の追跡を24時間までに制限する機能です。

ユーザーの行動の追跡を24時間までに制限することで、複数のWebサイトにおいてユーザを追いかけてくる広告を阻止することが出来ます。
（例えばAmazonや楽天市場等でAという商品を閲覧した後に、違う機会にまったく関連性の無いサイトを覗いた時にAという商品の広告が表示されたことがありませんか？それがクッキーを利用したユーザーを追いかけてくる広告なのです。）

ITP機能はこのようにユーザーのプライバシー保護の為に導入された優れた機能なのですが、残念ながらお小遣いサイトを利用する際には致命的なぐらいに邪魔なのです。

何故お小遣いサイトでは何故邪魔になるのか？

 

お小遣いサイトでは、サイト内に掲載された広告バナーをクリックして、広告主のサイトへと移動し商品を購入したりサービスを利用したりすることで、広告主側からお小遣いサイトへと報酬が支払われ、そのうちの何％かが私達ユーザーへとポイント還元されるシステムとなっています。

この際にCookieを利用して、ユーザーがどのお小遣いサイトを経由して商品を購入したのか広告主側やお小遣いサイト側がユーザーの行動を追跡しているのです。追跡がしっかりと行われているからこそ正常に私達ユーザーまでポイント還元が行われるのです。

お小遣いサイトで広告利用された方なら分かると思いますが、たったの24時間ではポイント還元されることはまずありません。（一部広告を除く）承認されるまでに数日～数ヶ月かかるのが定番となっています。

つまりITP機能が有効の場合は、広告利用の際の追跡が行えずにポイントが正常に付与されない可能性があるということになります。

ITP機能が搭載された端末で、広告利用を行いお小遣いを稼ごうと考えている方はITP機能を外す必要があります。

「ITP機能」設定変更の方法

 

ITP機能は「iOS11」以降及び「macOS High Sierra」以降のSafariでデフォルト（標準）でON状態となっています。必ず設定変更を行いましょう。

　Macをご利用の場合　

１．「プライバシー」をクリック
２．「サイト超えトラッキングを防ぐ」のチェックを外す。

※Macは所持していませんので画像を用意できませんでした。

　iPhoneの場合　

１．ホーム画面で「設定」を選択
２．「safari」を選択
３．「サイト超えトラッキングを防ぐ」をOFF
４．「すべてのCookieをブロック」をOFF

「設定」はOSのバージョンや、自身でカスタマイズされている場合等表示される部分が違うので注意してください。アイコンのデザインはほぼ同じなので探してみてください。

「設定」画面になればやや下にスクロールさせたところに「Safari」の項目があるのでタップしましょう。

iOS11の方は画像右側を参考にして「サイトトラッキングを防ぐ」と「すべてのCookieをブロック」をOFFにしましょう。（緑がON白がOFFです）

私のiPhoneはOSが11にバージョンアップしていないので、上記画像左のように「プライバシーとセキュリティ」の欄に「サイト超えトラッキングを防ぐ」「すべてのCookieをブロック」の項目がありません。

私同様にiOS11で無い方は上記画像のように「追跡しない」がOFFになっていることを確認しましょう。もしONになっていたらOFFにしましょう。「Cookieをブロック」もタップして「常にブロック」にチェックが入っていないか確認しましょう。「訪問したWebサイトを許可」にチェックが入っているのがオススメです。

iOS11での当サイトへのアクセスは全体の7%

 

「Safari」ブラウザでの当サイトへのアクセスは全体の30%となっています。そのうちiOS11でのアクセスは23%となっており、全体でいうと7%の方がiOS11バージョンのブラウザで当サイトを閲覧されています。

閲覧にiOS11を利用されているだけで、実際の広告利用はPCからという方も居られると思うので、この方達すべてが対象ではありませんが、かなり多くの方がすでにiOS11を利用されているということが分かります。

※「macOS High Sierra」からのアクセス数は全体の0.1％程度でした。

Apple製品をお使いの方は要注意！まとめ

 

すでにお小遣いサイト内で上記内容をお知らせしているお小遣いサイトが多数ありますが、まだお知らせをしていないお小遣いサイトも存在します。しかし恐らく全てのお小遣いサイトにおいて同様の現象が起こる可能性があります、自分が利用しているお小遣いサイトで掲載されていないとしてもしっかりと設定しておきましょう。

まだ今回の「ITP機能」の危険性を知らないで広告利用を行っている方が居られるかもしれません。できれば多くのブロガーさんで協力してこの事を広めてあげてほしいです。

「ITP機能」の危険性とか悪者みたいな扱いで記事を書いてきましたが、「ITP機能」はあくまでもユーザーのプライバシー保護の為に追加された素晴らしい機能なのです。ただお小遣いサイトとの相性が最悪というだけなので･･･

ITP機能のプライバシー保護も普段使いには安心できる便利な機能なので、お小遣いサイト利用時だけ機能をOFFにするとかの使い分けを行っても良いかもしれません。